ペンション経営についてのお話です。
12年間のサラリーマン生活を終えペンションを開業し原村で2年、ここ大山で19年が過ぎました。
月並みな言葉になってしまいますが本当にあっという間でした。
私が最初に信州原村で開業した昭和58年は年間新規開業ペンションも400棟という正にペンションブームと言えた時期でした。
当時の基本的な開業スタイルはPSD、アビタ、プチペンション、連盟等の経営指導会社に400万前後の経営指導料を支払い、新規の
開業指導とそこからの送客を受けるとパターンで、開業資金も土地1000万〜2000万、建物4000万〜7000万、備品1000万、
運転資金200万etcで約7000万から1億必要でした。(現在でも経営指導料は別にして新築ペンションは同額以上必要です)
したがって自己資金も借り入れも半端な数字ではありませんでした。
私の場合年齢も30歳と若く、財産もありませんでしたからPSD所有のペンションを借りて経営する賃貸という方法で開業しました。
「よくふみきりましたね。勇気が・・・」とよく言われましたがペンション経営に対する想いの方が大きくすんなりと飛び込めました。
勿論何年も考え、貯金もし、家内と共にそれなりの準備をしたつもりでしたが今考えれば甘い部分も数多くあったと思います。
ただしブームの中にあったお陰でペンション開業がマスコミの話題と成り得る良き時代でもありました。
その後のバブル崩壊以降は景気の低迷の影響が大きく、新築ペンションの開業はここ大山でも2軒を数えるのみです。
それではペンション経営という仕事は魅力の薄れた過去の物になったのでしょうか?
ここからがこのコラムの本題となるのですが、バブル崩壊後の不動産価格の低迷で、中古ペンションを購入しての開業という道が大きく
開けてきたのです。
過去には億なんていう値段がつき正に宝くじが当ったような幸運な人もいましたが、現在の中古ペンションは大山で3000万近くが
相場となっています。
これは何を意味するかといいますとつまり現在都市部に自宅をお持ちの方はそこを売却し、中古のペンションで借金0での開業が可能
となったのです。
われわれの初期の時代のような3〜4000万の借り入れは厳しい返済を強いられとてもペンションを楽しむなんていう余裕はありえな
かったのですが、反対に借金0での経営が出来ればこんな楽しい仕事も他には見受けられません。
例えば釣が趣味であれば車で20から30分以内に岩魚や山女の住む川が何川もあり年間60日なんていう釣行も軽くこなせるでしょうし
交通費がかからないのでお金もそんなに必要としません。
私自身の話で恐縮ですが前シーズンのスキー滑走日数は50日でした。これもシーズン券を購入すれば本当にお金もかかりません。
このように趣味ややりたいことのが仕事をしながらサラリーマンでは考えられない程の時間が作れるのです。
勿論通勤時間0です。
我々の仲間は15年から20年の長く厳しかった借り入れ返済というプロセスを経て今それを手に入れた訳ですが、それが開業した日
から享受できる訳で正直悔しい気持ちもしたりします。
最近はペンション経営の厳しささばかり強調されて大変な職業のように見られているようですが上記のような経営方法によってはパラダイスと
成り得る可能性のある仕事です。
夢を持ち続けそれを具現化する。
そんなそんなチャレンジを考えてみて下さい。
但し人と接する事が嫌いな人は不向きですし、他に色々と押さえるポイントもあります。
関心のある方には私の経験の範囲内でお話できますのでご連絡ください。
(但し時々あるハンドルネームのような顔が見えないメールにはお答え出来かねますのでご了承下さい)


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