私の父は渓流と鮎の友釣りの熱狂的な愛好者で現役時代は夏になると当たり前のように鮎が食卓に上っていました。しかしそのころは年も若く残念なことに鮎の香りや、肝の苦味のうまさなどはとても理解できませんでした。
年を重ねるにつれ紫蘇や山椒の香りとか、色鮮やかな茄子のぬかづけ、胡麻豆腐、肉より魚と
趣向も変わり鮎の味が分かりかけた年代になると手の届かないものとなっていました。(天然の鮎は普通の魚屋の店頭にはまず置いてなく、鮎料理店で食するか、自身で釣るか、鮎釣りをしている友人を持つしかないのです)
 7年前にガウディのログハウスの刻みに3ヶ月智頭のヤードに行ったとき、ちょうど鮎の時期と重なり投網の名人トンチン氏のおかげで、鮎三昧を楽しむことができたのでした。
その後夏になると鮎の誘いをもらっていたのですがなかなか時間が取れず行くことができませんでした。今夏は春に親友のガウディの谷口氏にログハウスの建て方の応援をしてもらったこともあり家内に無理をいって涼と出かけることができました。
智頭町は千代川の上流部にあり水もまだまだ綺麗で冷たく、その引き締まった大ぶりの姿と新鮮な西瓜の香りは期待を裏切ることはなく炭火での塩焼きは他に何も必要なく実に美味で5匹もたいらげてしまいました。
ただここもご多分にもれず川の水温の上昇と、水量の減少により生態系の変化がおこりつつあり鮎の漁獲量も減少しているようです。
友釣り名人のおうろさんにうるかを作ってもらうことを約束し智頭を後にしました。
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