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割りばしを考える

2020年03月19日(木)

日本と中国の割りばしの原料は木材に変わりはありませんが、国産の割りばしは利用価値の少ない辺材や間伐材をを有効利用しているのです。
これは日本人の知恵であり正に資源の有効活用をしています。
但し現実は価格の安い中国の割りばしが9割以上を占めています。
国産割りばしを使おうという声が何故もっと上がってこないのかと思います。
この記事で携帯できるマイ箸を購入しました。


 
割り箸は、OPPという防カビ剤が使用されています。
OPPは、オルト・フェニル・フェノールのことで
有害成分で農薬などにも使われています。
竹の割り箸は、
基準の9倍にあたる88ppmも検出されます。
この高濃度に汚染されたの竹の割り箸を
熱湯に30分つけると、
60度では0.225mg(23ppm相当)
95度では0.357mg(36ppm相当)
溶け出すことが確認されました。
この箸を口に入れたり
味噌汁や鍋物を食べると、
高濃度のOPPを飲み込んでしまいます。
OPPは、発ガン性が指摘されています。
漂白された白い竹の箸は
高濃度な二酸化硫黄が残留しています。
中国から輸入された竹の割り箸は、
見た目にも異常なほど漂白されています。
これは亜硫酸ソーダに浸すことから、
残留物の二酸化硫黄が高濃度のまま染み込んでいるのです。
厚生労働省の調査では、
割り箸32製品のうち7製品から
二酸化硫黄が検出され問題化しています。
この中国産の割り箸を水槽に入れたら、
金魚で死んでしまうショッキングな話が紹介されました。
※動物実験された金魚ちゃんは、とてもかわいそう。
 真似しないようにしましょう~。
二酸化硫黄は刺激臭があり、
目やのどを強く刺激して
気体を吸い込むと
ぜんそくの引き金になると言われています。
中国産の箸は
森林を全て切り倒し洪水危機も深刻化しています。
日本人が1年間に使う割り箸の数は250億膳に達し、
1人当り200膳です。
日本ので使われている割り箸の97%が
中国から輸入されているものです。
その中国では白樺などの木を丸ごと使ってしまうため、
森林を全て切り倒す事態が起きています。
そのため自然破壊や洪水危機が深刻化しています。
250億膳は、
1戸建住宅の17000戸に匹敵する木材量です。
日本では間伐材や端材を利用していたため、
むしろ環境によいとされてきました。
また防カビ剤を使わない作り方をしているために、
価格競争に負けて
危険性のある安い中国産の進出を
許してしまったのです。
中国産は1.3~2円/膳、
日本産は5円以上もします。
中国における健康被害は
大気ばかりでなく
日常で利用する割り箸にも及んでいる。
上海のレストランで食事をとる客が
お湯のなかに割り箸を入れたところ、
すぐにお湯が濁ったことがきっかけで、
上海青年報が取材を行った。
取材は上海近辺の浙江省にある複数の
割り箸工場で行われた。
これらの工場は割り箸を
高濃度の過酸化水素で洗浄した後に、
石蝋で滑らかにする工程が発覚した。
工場を出た割り箸は簡易な包装の後に
上海の食卓に上っている。 
過酸化水素は強い腐食性を持つうえ、
これらの工場で使われているものに重金属などの
有害物質が含まれていると専門家は指摘した。
光沢剤に使われる石蝋も人体に蓄積しやすく、
結石を促す可能性があるという。
中国は毎年800億膳の割り箸を生産し、
世界各国に輸出している。

 

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